2023/07/18 11:46
オンラインイベントでは、 『ムー大陸と心霊主義』『終末論に熱狂する世界(ムー大陸と心霊主義#2)』と19世紀末に始まったとされる心霊主義と心霊ブームがどのように世界、そして日本に影響を及ぼしたのか?を扱いました。
そして『「宗教と謀略、思想と暴力」日蓮主義と満州建国、あるいは愛なきエリート主義』では、戦争の中でのオカルティズムやエリート主義などを扱いました。
今回はそういった流れから「優生学」と「進化論」を扱ってみたいと思います。
ここでもまた同じようにオカルティズムやエリート主義などが話の中心になって来ます。
そして「優生学」や「進化論」は「エリート主義」「競争社会」を生み出し、未だに我々の世界、社会、生活を「支配」しています。
しかしそれらはあまりにも当たり前過ぎて、ほとんど誰も指摘しないし、問題とすらなりません。
当たり前すぎる、というのは「時代の空気」となることで、それは「支配」の完成形です。
そしてよくよくちゃんと見てみれば、それは「狂気」でしかありません。
「狂気」を「当たり前」としてしまうことで、異常で歪な世の中が「平気で」作り出されています。
今週はその当たり前すぎる「エリート主義」と「競争社会」を生み出した「優生学」や「進化論」を扱うことで、いつからこの世界はこのようになったのだろう?を改めて皆さんと一緒に考察してみたいと思います。
うんざりする世の中をちゃんと考察し、理解するということは、このあまりにもくだらなすぎる世の中を、なんとか生きていこうとするエネルギーとなるのではないかと思います。
今回も世界と日本と、そして昔と現代と、縦横無尽な旅をお楽しみください。